学習会の報告&勇気づける子育て☆プチ講座
初めに、自己紹介と近況報告をしました。次に、陰性感情がわいたエピソードを扱うにあたり、進行役を決めました。今回は、子どもと関わるお仕事をされている方の事例を扱うことになり、エピソードをホワイトボードに書き出し、ロールプレイ、ロールチェンジを通して、子どもがどのように感じたのかを意見を出し合った後、ブレークスルークエスチョンを使って、代替案を考えました。
代替案を探すにあたり、事例提供者さん自ら、「正の注目をする」ことを提案して頂いたので、パセージテキスト3-Lを読み、エピソードが、権力争いになっているかどうかも確認し合いました。合わせて、関連するページとして、35-L、6-Lを皆で読み合い、「子どもを勇気づけるために何が出来るのか?」を事例提供者さんご自身の表現で、代替案を出して頂きました。
お母さんが学ぶために、お子さんたちの協力も素敵でした。ホワイトボードの文字を消すお手伝いをお願いすると「やらない~」と言っていたのですが、椅子に乗って届くところを綺麗に消してくれました。ありがとうございました!
学んだことをご紹介します。
○子どもと権力争いをしていたことに気が付き、正の注目をしていないことに気が付きました。子どもに共感し、一緒に考えるスタンスが大切だと思いました。考え・感情・事実を分けて考えようと思います。
○最初に正の注目をすることで、子どもに対して勇気づけが出来ることがわかりました。一見すると陰性感情がわきあがり、感情的になってしまいそうな出来事が起こっても、少し考えてから子どもに声を掛けようと思いました。普段からそういうことを心がけて、上手くいかなくても練習を続けていくことで、対応が変わっていくのかなぁと思いました。
○適切なところに正の注目をすると、クールダウンできる。クールダウンしてから、相手のために自分の行動を変える。今日のエピソードで家族や職場の人の顔が浮かびました、私もその人達と所属しながら過ごしていきたいです。大切なエピソードをありがとうございました。
○事例を出して頂き、ブレークスルークエスチョンを使って学ぶことが出来ました。私の事例を重なって、私の相手(子ども)が言っていたのは、とても厳しいことでした。その心には「頑張れば出来るよ」と言っている言葉が見えてきました。感謝しかありません。今日は、本当にありがとうございました。
○大切なエピソードをありがとうございました。子どもの不適切な行動の適切な側面を出し合うことで、皆と仲間になるための精一杯の努力をしているのだと思い、「仲間になりたい」と願う気持ちを大切にしたいと思いました。私も何気ない出来事にも正の注目をして、相手を勇気づけようと思いました。

一宮市民会館会議室 参加費200円


一宮アドラーの会 りんごの木
お名前・お子さんの年齢・連絡先・を書いてメールにてお申し込みください。
Mail adler_ringonoki@yahoo.co.jp
